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コンタクトレンズの歴史

コンタクトレンズの発想のもとになったのは、1508年にレオナルド・ダ・ビンチが行ったある実験だったといいます。彼は、コンタクトレンズを発明しようとしていたわけではないのですが、その実験とは次のようなものでした。

球状のガラスボウルの中に水を張り、目を開いたまま水の中に顔をつけ、ボウルの外を見てみたのです。すると、裸眼でみるのとは物の形が違って見えたのだそうです。

現在のコンタクトレンズとは全く違いますが、水をレンズに見立てて、目の表面に接することで視力がよくなるという発想は現在のコンタクトレンズの先駆けであるといわれています。その後、デカルト、ミューラーといった人たちが研究を重ね、1930年以降にガラス製のコンタクトレンズが発売され、日常的に使われるようになりました。

しかし、このガラス製のコンタクトを装着すると、硬いガラスで目をすっぽり覆ってしまうため、目への負担が大きく、長時間装着するには不向きでした。

やがて、1940年代に入ると、ポリチルメタルクリレートというプラスチック素材を使ったコンタクトレンズが開発されました。これが、今も一般に普及しているハードコンタクトレンズです。初期のハードコンタクトレンズは、黒目よりも大きいレンズでしたが、酸素が目に届きにくく、角膜に障害が出てしまうことから直径8?9ミリの黒目より小さなコンタクトレンズが開発されました。

それ以降も、装着した時のゴロゴロした違和感を取り除くため、ハードコンタクトレンズよりもやわらかい素材を使い、水分を多く含んだソフトコンタクトレンズや、装着しまま眠ることもできる連続装用可能なコンタクトレンズ、1日あるいは2週間の使い捨てコンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズなど、多種多様なコンタクトレンズが発売されています。

では、それぞれのコンタクトレンズにはどういった特徴があるのか、それぞれの長所や短所などを順に紹介していきましょう。
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